魔女 vs 料理人クッキー⑫

よりたくましくなって現れた王子を見て

国中が大喜び

「あぁ、めでたや、めでたや！

さあ、宴じゃ、宴じゃ！

兵士も国民もみんなで、

おぉ、そうじゃ、

魔女よ、そなたも出席しなさい」

「えっ!?　私目も誘って頂けるのですか？」

「あたりまえじゃ。

先程、そなたが流した涙は

本当に美しいものであった

そんな涙を、王子のために流してくれたそなたは

決して悪人ではないであろう

もう、我が国民の仲間じゃ

そうであろう、みんな！」

「うぉ～ぉ！」

国王の問いかけに

国中から同意の雄叫びが響きます

今日の宴で、みんなと語り合い

美味しいものを食べて

今までの行き違いを許し合おうじゃないか　!?

ちょうど、有名な料理人が

この国に、滞在されて居られるのだ

お願いできますね、クッjキー」

「もちろんですとも、王様！

最高の仲間と食材で

この素晴らしい日にふさわしい

美味しい料理を

作らせて頂きますよ」

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