厨房に戻ったクッキーを
待っていたのは、先程まで魔女との戦いに参戦してくれた
【ビッグ・ママ】【ボス】【トン吉】の『牧場州』の[スリー・ドンズ]に加え
【おに玉】【キャロ姉】【ジャガ兄】【ガーリー】
といった、『フード合衆国』で協力し合った『野菜の村』の面々です
「水臭いぜ、クッキー、最初から声を掛けてくれたら良いのに」
「そうだよ、ビッグ・ママが来なければ私達は蚊帳の外なのっ!」
【キャロ姉】が真っ赤になって怒ってます
半分は笑ってますけどね
「ちょうど僕もみんなに頼みたかったんだ。
本当によく来てくれました。ありがとう」
「今度は何を作るんだい ?」
【オニ玉親父】が尋ねます
「それなんですよ。和解の宴なので
みんなで分ち合える料理が良いんだけどなあ
なにか良いアイデア有りませんか ?」
「【芋煮鍋】はどうだい ?
日本の東北地方の大地震の時
これを食べて励まし合い、再び立ち上がる
元気の源になったそうだよ」
ジャガ兄の提案に
みんながうなずきます
「決まりだな。じゃあ、主役の里芋は
俺の友人だから、連れてくるわ」
「あと、ごぼうとねぎ、それときのこも
頼めますか?」
「おやすい御用ジャガ」
「それにお肉は【ボス】にお願いします」
「モォ~ まかせとけ !
コピーのおかげで、痛い想いはしなくて良いから
いくらでも使ってくれ!」
すると、トン吉が
「その料理なら、俺も知ってるブー
牛肉ではなく豚肉を使う地方も
有るそうだブー」
「それも美味そうだなあ
それでは、トン吉さんにもお願いします」
「ブヒィ~」
「ほかにも、もっと料理を用意しなきゃあ」
・・・と思案するクッキーなのでした
‐つづく‐
2014-03-04 16:26
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