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魔女 vs 料理人クッキー⑬

厨房に戻ったクッキーを

待っていたのは、先程まで魔女との戦いに参戦してくれた

【ビッグ・ママ】【ボス】【トン吉】の『牧場州』の[スリー・ドンズ]に加え

【おに玉】【キャロ姉】【ジャガ兄】【ガーリー】

といった、『フード合衆国』で協力し合った『野菜の村』の面々です

「水臭いぜ、クッキー、最初から声を掛けてくれたら良いのに」

「そうだよ、ビッグ・ママが来なければ私達は蚊帳の外なのっ!」

【キャロ姉】が真っ赤になって怒ってます

半分は笑ってますけどね

「ちょうど僕もみんなに頼みたかったんだ。

本当によく来てくれました。ありがとう」

「今度は何を作るんだい ?」

【オニ玉親父】が尋ねます

「それなんですよ。和解の宴なので

みんなで分ち合える料理が良いんだけどなあ

なにか良いアイデア有りませんか ?」

「【芋煮鍋】はどうだい ?            
芋煮.jpg

日本の東北地方の大地震の時

これを食べて励まし合い、再び立ち上がる

元気の源になったそうだよ」

ジャガ兄の提案に

みんながうなずきます

「決まりだな。じゃあ、主役の里芋は   
牛・豚2.JPG

俺の友人だから、連れてくるわ」

「あと、ごぼうとねぎ、それときのこも

頼めますか?」

「おやすい御用ジャガ」

「それにお肉は【ボス】にお願いします」

「モォ~ まかせとけ !

コピーのおかげで、痛い想いはしなくて良いから

いくらでも使ってくれ!」

すると、トン吉が

「その料理なら、俺も知ってるブー

牛肉ではなく豚肉を使う地方も

有るそうだブー」

「それも美味そうだなあ

それでは、トン吉さんにもお願いします」

「ブヒィ~」

「ほかにも、もっと料理を用意しなきゃあ」

・・・と思案するクッキーなのでした

            ‐つづく‐
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